そらるさん10歳!!!!!!!!!!
そらるさん活動10周年おめでとうございます!!!!!!!!!!!
初投稿はこの日付ではないのだけれど、「睡眠時間」の動画を残しておいてくれた(友達に絵を描いてもらっていたからだと予想しているけど)おかげで私がそらるさんに夢中になることが出来ているから、数々の偶然と出会えたことに本当に感謝しています。
この10年の間にニコニコ動画という動画投稿サイトや歌ってみたというムーブメントもどんどん変化してきたと思うのですが、ひとりの男のひとが自分の人生の19歳から29歳までの間ずっと「そらる」という名前で活動してくれていることって本当に凄いことだなって思います。
“君が知らないいつかの僕になりたくて
僕が忘れたあの日の君に会ったんだ
顔も知らない誰かに誘われて
拙い初めの一歩は怖くなかったんだ
何も知らず手に入れたボロの魔法の剣
それでも輝いて見えたはじめての冒険だ
がむしゃらにただ走ってきた
怖いことなんてなかったさ“
(夕溜まりのしおり)
http://j-lyric.net/artist/a056b9d/l035fd9.html
ソロでのセカンドアルバム「夕溜まりのしおり」のタイトル曲「夕溜まりのしおり」で、そらるさん自ら、自分の活動の軌跡を言葉にしてくれています。
「君」も「僕」も自分(「君」が“そらる”としての活動を始めたばかりの過去の自分、「僕」が“そらる”として活動を重ねてきた今の自分、と解釈しています)、自分との対話と思い出の振り返りが主題となっているこの曲。例えば、ドラクエを始めるような時のような。「歌ってみた」カテゴリをメインとした活動は、ひとりの男の子の冒険譚だったんだなあ……と感慨深くなります。
多分、音楽を使って自己表現をしたかったというより新たな遊び、冒険をしたくてここまできた、というのが伝わるところが好きなんだと思います。
「怖いことなんてなかった」と口に出すのは、活動を重ねるうちに怖いことも生まれてきたからだろうし、辛いこともあっただろうし、ひとと出会った分だけ上手くいかないこともあっただろうし、いくらでもしんみり考えることは出来るのだけれど。
“あの日踏み出した一歩が今日も続いてて
道の途中出会ったひとと友達になって
もちろん失敗することだってあったけど
結構満足さ僕のほんの一ページ“
(夕溜まりのしおり)
こう歌われると、これからも「活動しててよかった」と思い続けて欲しいって気持ちでいっぱいになります。
去年のツアータイトルが「夢見るセカイの歩き方」なのも物凄いなって。
ずっと“そらる”という名前で夢見るセカイを旅してきた、その物語がライブとオーバーラップしてキラキラする感覚。
動画投稿し続けた先に行き着いたのが横浜アリーナで、そのライブを10周年の記念日にDVDにしてくれるなんて、何て幸福なことだろう……。
届くのが楽しみ!